アメリカでワークウエアとして生まれたジーンズは、いまや世界的なファッションアイテムとして、老若男女問わず幅広い層に支持されています。
スタンダードなアイテムゆえに、はき方次第で自分のスタイルを表現できるジーンズは、普段着としてのカジュアルな着こなしから、フォーマルなスタイルまで、日常生活の中で様々な用途やTPOに合わせて、幅広く着用できるアイテムです。
国産のジーンズが誕生し、約50年。
現在では、ロープライス物からブランド品、ビンテージまで値段・素材・デザイン等様々な種類のジーンズが流通し、消費者は幅広い選択肢の中から商品を選ぶことのできる時代となりました。
目まぐるしく変化するマーケットの中で、消費される数多くの衣料品、その中でもジーンズは、流行に左右されず、長く愛着をもって着用できるアイテムの1つです。
だからこそ、ジーンズを選ぶ際に、素材・色・シルエット・デザイン・サイズ等、何をポイントに選べばよいのかがわからず、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
「ジーンズソムリエ資格認定制度」は、ジーンズに関する深い知識を有し、その魅力や価値を正しく伝えられるプロフェッショナルな人材、ジーンズ選びのアドバイザーを育成することを目的としています。
試験を通じて、1本のジーンズができるまでの製造過程を知ることで、素材や縫製、加工の特徴・こだわりを見て、よりよいジーンズを選択することが可能となります。また、商品・取り扱いなどの知識を学ぶことで長く愛用することができます。
資格を通じてより多くの人が、ジーンズを知り、ジーンズを選び、ジーンズを着用していただくために、“ジーンズソムリエ”には、幅広い分野でその知識と経験を活かして、ジーンズの魅力を広く発信し、ジーンズファッションをより浸透させる役割を担っていただくことを期待しています。
そして、ジーンズマーケットが活性化され、日本が誇るジーンズ文化がさらなる価値をもって長く継承されていくことを願い、2013年にジーンズソムリエプロジェクトはスタートしました。
ジーンズソムリエプロジェクトでは、試験や活動を通して、スキルアップのサポートを行っていきます。