服飾教育の発信地で、
日本のジーンズ教育レベルの
更なる向上を目指したい

文化服装学院

専任講師

井戸川 倫也 様

資格を取得したキッカケは何ですか？

もともと前任の学校でジーンズの研究をしていたのですが、ジーンズ発祥の地である岡山県について調べている中で、ジーンズソムリエという資格の存在を知りました。ジーンズに特化した資格はなかなかないので、取れるときに取っておきたいと思ったのがきっかけです。
ジーンズソムリエツアーに参加することで、ジーンズに関わる方たちとのネットワークを広げられるのも大きな魅力のひとつでした。

ジーンズソムリエの資格をどのように活かされていますか？

縫製の授業時に着ているベストにジーンズソムリエバッジをつけているので、学生から「これは何ですか」と声をかけられることが増えました。それがきっかけとなり、ジーンズの事について学生と話をする機会が多くなったと感じています。ジーンズに興味をもっている学生は多いのですが、授業でジーンズを扱う機会はほとんどないため、今後は少しずつでもその資格を活かしながら学生の力になっていければと思っています。
これまで自分の中で不透明だった部分が補完できたという意味でも、ジーンズソムリエの資格を通して得た知識はいろいろな事に役立っていると感じています。

普段はどんなお仕事をされていますか？

現在は、授業でコートやシャツなどの作り方や量産技術について教えています。また、実際に縫うだけではなく、講義科目で生産管理やアパレルCADの使い方も教えています。カリキュラム数や1クラスの学生数が多いため、授業の中ではジーンズを取り扱えていないのですが、将来的にはジーンズ教育も取り入れていければと考えています。文化服装学院は大規模な学校なので、設備の整いやすさや影響力の大きさを活かし、日本におけるジーンズ教育レベルの向上に携わっていきたいです。